SSブログ
前の10件 | -

歩きはじめの千鳥足 [日記]

ハイハイをしていた娘がつかまり立ちをするようになって

1ヵ月がたったあたり

つまりは生まれて1歳と1ヵ月半ほどたったとき

いつもと同じようにテーブルに頭をぶつけそうになりながら

「あー。あー!」と南国の鳥のような声をだしていた娘が。。

ふとした瞬間に手を離しキッチンにいる妻の方に向かっている!!

何の前触れもなく酔っ払いの千鳥足のように。

これ本当に最高です。

この瞬間は忘れられない感動がありました。

手を顔のあたりに持ってきてバランスを取り今にも転びそうな危なっかしい千鳥足。

忘れられない瞬間でした。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

子供とともに。。 [日記]

久々の書き込です。
時間があいてしまった。あ。あ。

今日は子供の成長についてダイジェストに時間列で

ちょっとつづってみたいと思います。

産まれてから先月で1年がたってしまいました。
実に早い。。

この1年を振り返り子供の成長とともに

親としてまわりを見るようになり

今までとは違った目線で物事を見て考えるようになりました。

今までは全く気にならなかったことを気にしてみたり

今までは気になっていたことが気にならなかったりと。。

日々の妻のありがたみを感じて

子供の寝顔・笑顔・初めて見せるおかしな顔

そんなまわりからしてみればなんてないことにほっこりさせられ。


産まれてから3カ月間はとにかく気を使っていました

それから3カ月寝返りをうつようになり

「うーうーあーあー」声を出して何かをしゃべりだし

それからさらに3カ月お座りができるようになります。

初めてお座りができたときのこと。。

しっかり覚えています。
(このときのこともそのうち書きます。)

そこから1ヵ月づつの成長が加速して行きました。

名前を呼ぶと「は~い」ってできるようになり

離乳食をはじめ

ずりばいというか自衛隊顔負けの匍匐前進

からのハイハイ

でつかまり立ち

まだ歩いてはないのですが
(この辺は個人差があるので気にせずに)

ズボンのすそを引っ張って抱っこをせがむようになる。

まぁ早い

この1年自分は何をしていたのだろう?

と思うくらい時間が過ぎるのが早かった。。

ベビーカーデビューや抱っこひもデビュー

そんな初めてのことが一つ一つ積み重なって

大人になって行くんだなぁと。。。

親としてそんな子供の一歩一歩の成長が

本当にうれしくて楽しくて時には困り。。

そんなあっという間の1年に

ありがとう!!

そしてさらなる成長に!乾杯!!

さて細かいくだりは後日また載せていきたい今日この頃です。


P,S,
最近うちの奥さんが
「ほうれい線がほうれい線が」ってうるさくて。。
昔の写真と見比べてほうれい線が濃くなってるんだって。
ほうれい線があるとかなり老けて見えるって気にしてるから
いつの写真みてるのかってのぞいてみたら。
妊婦のときの写真だった。。
1年でそんなに変わらないように思うけど。。
本人はだいぶ変わったように思えるらしい。。
ネットで人気のほうれい線専用クリーム変え与えるか。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

へその緒が取れた! [子供の様子]

産まれて2週間過ぎたころでしょうか。
離れていた僕のもとに
1通の写メがとどきました。。
メールの件名は

鳥のうんちです!

意味不明ですがメールを開いてみると
ガーゼに乗った鳥のうんち。。。
じゃなくてへその緒でした。
妻いわく
何の前触れもなくへその緒がぽろ。。。
おむつを替えようとおむつを開けたところ
へその緒が剥がれ落ちたらしい。。
一つ成長!

産まれてすぐからおへそには気を使っていた分安心しました。
始めのころはガーゼにへその緒がくっついちゃったり
沐浴のたびにそぉぉぉぉっと洗いながしてあげたり。
おへそって乾くまで本当に危険ですからね。。

毎日の消毒は重要です。

鳥のうんち!

へその緒がはがれおちたらその意味が分かりますよ!!

PR子供の為にもかっこいいパパでありたいから
今のうちに薄毛を修復!
ネットで大人気の育毛剤
パパの薄毛をふさふさに変えます。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

産まれて初めてのこと2 [日記]

さてさて2週に1回は妻と赤ちゃんに会いに一人ドライブを楽しんでいました。

首の座らない赤ちゃんの首をしっかりと押さえながら
たまにニコっと笑っているようないないような。。。
そんな表情ですけど、たまらなく可愛い我が子を抱っこしてみたり。

1日の大半は寝ているかおっぱいを飲んでいるか。

このころのお父さんの役割はほぼお風呂担当



妻のケアです。。

赤ちゃんも2時間置きぐらいにミルクやらおしめやらで起きるので
奥さんはまとまって寝る時間がない。

寝不足の日々が続くわけで。。。

そうなると気分もよろしくない。
毎日がイライラしているかぐったりしている。
そんな妻をケアすることがパパの一番の仕事と
この時初めて実感しました。。
幸い実家に帰っていたので身の回りのことはお母さんに
してもらっていたのでよかったですが。

夫婦二人きりだとこれは本当に大変だと思います。
おそらく家事はほぼお父さんが引き受けた方がいいかと。。
実際に家に帰ってからはほとんど家事やってましたし。。

イライラの気持ちや雰囲気はあかちゃんに伝わります。
なのでどんなことがあっても奥さんにイライラしちゃいけない。
これがこの時期のお父さんの役割ですね。
ストレスたまります

子供の顔見ると微笑んじゃいますから。
大丈夫!

そんなこんなのおむつ交換

はじめのうちは1日10回以上交換するときもあります。

さほど難しい作業でもないので簡単にできますが

恐る恐るやっていると時間もかかって

赤ちゃんも解放感を得るせいか

シャ~~~っとしちゃうこともあるので

多少荒くてもサッサとやってあげた方がいいですよ。

PRはげたお父さんはかっこ悪いから
最新育毛ブラシで子供の為にも
いつまでもかっこいいお父さんでいましょう。





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

初沐浴 [日記]

赤ちゃんの産まれて初めてのお風呂について

初めて我が子をお風呂に入れたときは
今思うとおぼつかない手つきでそれはそれは
ギャラリーにしてみればドキドキだったと思います。
なんせ手のひらサイズの頭で
とってもとっても小さな手足。。。

ちいさかったなぁ。。

妻にあーじゃないこーじゃないいわれながら
沐浴させた記憶を思いだしました。。
耳に水が入らないよう
親指と人差し指で赤ちゃんの後ろからおさえながら
頭を手のひらに乗せて
温度計で正確に測った40度ぐらいのお湯のなかに
浮かせるようにして体をぬぐう。
「へそのおが早くとれるといいね」
なんていいながら。

初めてお風呂に入れるときは
不安だと思いますが
慌てずゆっくり入れてあげれば
大丈夫

PRかっこいいパパでありたいなら
このシャンプーで抜け毛予防
はげる前に始めるべし!

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

産まれて初めてのこと [育児]

前回の投稿からちょっと時間が空きすぎちゃった。。

さてさて育児は子供にも親にも産まれて初めてのことが多い。。
妻も僕ももちろん知らないことだらけ。

妻とあかちゃんは妻の実家にしばらくいるのですが
育児未体験の妻には初めてのことばかり。
ある程度は妊娠中に調べたりお医者さんに聞いたりして
予習はしていたのですが。。。
わからないことばかり。
実家にいるお母さんにもアドバイスを受けながら。

ミルクを飲ませ
ゲップを出させる

これが時と場合でうまくいかないときがありまして。。
8割成功
2割失敗
とでも言うのでしょうか。
ミルクを飲み終わりすやすや。。お休み。。
これ成功。
しばらく背中をトントンしてもゲップでないから
いいかぁ。。。
なんて思ってちょっと横にすると
ゴポッツ!ゴポッ!
マーライオンです。
そう乳はき。。
そうなるともう大変
なんせ初めてですから。。
てんやわんやです。。
ちょっと出すぐらいなら驚かないのですが。
ごくまれに本当に
こんなに飲んでるの!!!
というぐらい吐いちゃうこともあるのです。
初めてだもん。。。
びっくりします!
僕もその現場に遭遇したことがあるのですが
慌てます。。
本当に慌てます。。。

そんなこんなで1ヵ月半は完全な睡眠不足が続いたせいか
妻は常にイライラモードです。。
旦那としては受け流していくしかないと
心に決め対応しましょう。

イクメンとしての心構え10箇条
1・妻のイライラは赤ちゃんの成長のあかしと思え

ということでそんなこともあったね!と
思い起こして綴ってみました。

PR産後の妻の髪の毛をつやつやに素敵な髪にしてあげましょう。
リマーユが素敵な髪へと蘇らせる!
産後に髪質がごわごわになってしまうことも多いらしいので。





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

そして始まる育児日記(今日はチャイルドシートについて) [日記]

1週間程入院してから妻と生まれたばかりの赤ちゃんは
妻の実家に里帰り
高速通路を乗り継いで約3時間の道のり
すやすやとずーっと気持ちよく眠っていた赤ちゃん。
産まれたばかりの赤ちゃんを乗せての道のりは
不安でしたが無事送り届けることができました。
しばらく二人とはお別れで
産後の体をいたわってゆっくりしてね。
なんて気持ちでその時はいたのですが。。
これから妻の壮絶な2か月が始まるとは。。。。
この時はまだ誰も知る由もなし。

さて、産まれてからすぐに里帰りを予定していた為
チャイルドシートを早い段階で検討していました。
どれがいいのか?。。
まぁぁぁぎりぎりまで悩みましたし、妻にも怒鳴られ。。
(妊娠中の体にはと思いそこはじっと我慢してましたけど。)
パンフを見比べ価格.comや他の口コミサイトで調べ
いろんなところに足を運び実際の物を見に行き
値段や使い勝手、安全性、使用期間、二人目のことも検討し
結果たどりついたのが
Combiのチャイルドシートゼウスターンでした。

ちょっとレビューしますと
はじめは取り付けにいらっとしました。。
今思えばなんてことはないのですが
チャイルドシートというもの全く初めての取り付けだったので
いまいち勝手がわからない。。。
2度ぐらい取り外ししてみれば
お父さんならすぐできると思います。
ただ少々重たいのでキャシャなお母さんにはちょっと。。
でもそんなに外したりするものでもないので。
あとはシートが回るので子供の載せ降りがちょー楽ちんです。
そうそうベルトの調節がちょっとめんどくさいです。
これもなれなんでしょうけど、初めのうちはこれでいいのか?
と思いながらやってました。
子供の成長にしたがってパーツがいくつかあるのですが
あっという間に大きくなっちゃうからちょっともったいない気が。
でも2人目でも使う事を検討している方にはクッションなんかは必須です。
あとはシートカバーをとりはずして丸洗いできるのがいいですね。
よだれやミルクで結構汚れるんですよ。。
衛生面は気になりますから。
まっかれこれ使って1年近くなりますが結果良い買い物したと満足してます。
相当悩んで買ったものですからかなり吟味してます。
同じ思いをされているかた多いと思うので
参考までにチャイルドシートのレビューでした。
↓↓↓楽天最安値はこちらから↓↓↓



↓↓↓Amazon最安値はこちらから↓↓↓

コンビ ゼウスターン EG ZZ ゴールドブラウン

コンビ ゼウスターン EG ZZ ゴールドブラウン

  • 出版社/メーカー: コンビ
  • メディア: Baby Product



(PR)薄毛と抜け毛にお悩みなら!
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

ついに出産!その3 [日記]

・・・前回のつづき・・・

「髪の毛が見えてるよ」
助産師さんがそう教えてくれている。
妻は力強く2度うなずき僕に
「お水ちょうだい」といいながら次のふんばりに向け臨戦態勢をとった。
僕は彼女の口元にストローを差し出す。
水分補給と肩を抑えること。
そして妻を励ます
これが僕の役目だ。
妻は量端の棒につかまり痛さに合わせまた力む。。
「はい1・2・3!!そら!」
先生の掛け声は勢いがましている。
「う~~~んう~~~ん!」
うまくリズムをとらえてきたようだ。
「ほら大丈夫。もう少しだよ。」
ベテラン看護婦さんの言葉にも力が入る。
「う~ん。痛いよ~。。ううううう!!」
僕は肩を抑えうまくりきめるように力を促す。
「はっはっはっ」
妻の息遣いが荒くなる
「そうだよ!そう!ほら!頭出てくるよ」
「そう1・2・3~ん!はい!」
妊娠中に逆子体操をし足の裏にお灸をしていた妻を思い出した。。
妊娠が分かってからここまで二人三脚でやってきた。
僕たちの思いを載せた命が今声を上げようとしている。
「頭出てきたよ!」
「よし!そのままいっちゃお!一気に!ほら!」
先生の勢いは増す。
「がんばれよ。もうちょっと。」
僕は妻の肩を強く握りそう声をかけた。
「う~~~~ん~~痛い~~!!」
「いいよ!そうそう!」
「ふっふっふ!!!!」
「もう少しほら!!がんばって1・2・3!!」
今まで聞いたことがない妻のうなり声が
僕の心に大きく響く。
僕自身にも力が入る。
「う~~~~~~~うはっふぅ!!」
妻が最後の息を吐き出した。
「そうだ!!」
先生がそう声を出したその瞬間。。
僕の目にはっきり新しい命が映った。
突っかかっていたものがスルっと抜けるかのように。。
小さな体が初めてこの世の空気に触れた瞬間だ。
「ほら!!産まれたよ!元気な女の子」
助産師さんが妻に元気よく声をかけた。
「がんばったねぇ!」
先生と看護婦さんが新しい命にそう声をかけている。
僕は。。。
不思議と涙があふれていた。
安堵感と溢れだす喜びそして生命の誕生の神秘。。
なにより妻を思う気持ち。
「ありがとう。がんばった。」
妻の肩をさすりながら涙を肩でぬぐい
鼻水をそっとすすりながらそう声をかけた。
「赤ちゃん。。泣いてる?大丈夫?」
妻にそういわれてはっ!と思った。
泣いてない。。赤ちゃんが。。泣いてない。。
ふと見ると小さな台に載せられ
鼻から吸引されている赤ちゃんがいた。
瞬間
「おぎゃ~おぎゃ~。」
か細いが元気な声が部屋中に響きわたった。
産まれた!
この瞬間は一生忘れないだろう。
産まれたばかりの小さな小さな体から
あのか細いが力強く響く声を。
妻はその声を聴くと笑顔で僕の顔を見上げ
「ふっ」と軽くふきだし僕の手をゆっくり握った。。

おしまい。

とまぁこれが生まれた時のエピソードを小説ふうに表現してみました。
次回からはその後の育児の様子をレビューしていきます。


ラサーナトライアルセットでサラツヤ髪に







タグ:体操 小説 産声
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

ついに出産?その2 [日記]

・・・前回のつづき・・・

先生が用意をしているうちに
妻の苦しむ声の間隔が完全になくなっている。
「う~痛いぃ!痛いぉ」
声を出すどころではなく叫びだ。。
「赤ちゃん降りてくるよ。はい。そう力んで」
助産師さんがタイミングを促し程よい間隔をリズミカルに教えてくれる。
しかしどうみても妻にそれを聞き入れる余裕はない。
「よし、じゃや破水させるからね。」
そう助産師さんが言ったとたん
水風船が割れたかのように羊水が飛び出した。
僕は目を背けることなくこの出来事に間違いなく立ち会っている。
いや参加している。
顔に飛び出した羊水がかかろうが
助産師さんは気にすることなく今までの動作を続けている。
プロとはこういうことなのだろう。
「はい大丈夫だからねぇ。そうそう力んで力んで」
「ふーっふーっっふー。うんぐぅぅぅぅぅ!!あー!ふーっ。」
「あぐぁぁぁ!!ふぅーっうんん!!!あーあぁぁ。痛いよおおお!」
妻の苦しい声が分娩室中に響き渡る。
「大丈夫。大丈夫だよ!がんばれ!」
僕は今目の前で起きている出来事に圧倒されながら
思いつく言葉を只、只ささやくだけだった。
下では何が起きているだろうか。。
僕の位置からは全くわからない。。
不安と期待の入り混じる思いがまた呼びもどされる。。
「ほら旦那さん肩抑えてあげて。」
ベテラン看護師さんにそういわれて
またしっかり妻の肩を抑え初めた。
準備が終わった先生がついに助産師さんと入れ替わる。
「はい力んで力んで!そうそそう!いいよ~」
相変わらず元気な声でリズムを促す。
「はい。1.2.3.ほらきたそう!」
先生は軽快にリズムをとる。
「うううう痛いよぉーーーーー!」
妻も叫びながらそのリズムに乗ろうと必至だ。
『大丈夫大丈夫がんばれがんばれ』
そう心の中で僕は休むことなくつぶやいた。。。
「ほら頭見えてきたよ!もうちょっと!」
その声を聴いた妻は苦しみ表情を浮かべながら
うなずいて僕の手首をつかんだ。
そして一瞬潤んだ目で僕の顔を見上げた。
僕はその顔にニコリと合図をした。。。。

つづく


ヘアーレーザープレミアム
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

ついに出産?その1 [その他]

・・・前回のつづき・・・

分娩台にあおむけになっていた妻は
僕が予想しているよりもはるかに落ち着いた雰囲気でいた。
「女は強。。」そう心でつぶやいた
何をどうしてよいのやらまったくわからず扉の前であたふたしていた
僕を見かねて助産師さんはこう言った
「旦那さん大丈夫ですよ。こっちにきてても。」
「あああ。は。はい」
何もできない自分がここにいる。
さらに
この場に立ち会えるのか?
そんな不安もふつふつとわきだしている。
「ご主人。気分が悪くなったり気持ち悪くなったらすぐに言ってくださいね。」
『え!!まじか』
僕は全くの未知の出来事にすごくグロテスクな想像をした。
出産シーンを映像で見たことはあるが生で見るのは初めてだ。
いくら生命の誕生の瞬間と言っても
見た目はいいものではないのは容易に想像がつく。
しかしここから引き返すわけにはいかない。
もし引き返したら妻に何を言われるか。。
いや、一生今日のことを言われ続けることになるだろう。。
決意を新たに妻の頭の上に位置をとった。
「う~う~い。。痛いです。。」
妻の声が分娩室に広がる。
「大丈夫だよ。がんばれ!」
そう妻に言い聞かせ妻の肩に手を置いた。
「さぁそろそろ来るかなぁ」
若い助産師さんがそう言い放つと
周囲が俄然あわただしくなった。
まるで何かの試合開始の合図のようだ。
「いいんだよ。そうそう。痛いのはいいの。いいのよ~。」
そういいながら助産師さんは妻の下位にポジションをとり
ついに何かを始めた。。
僕は完全にサポータだ。。
「旦那さんいい。奥さんが力入れたら。軽く肩抑えててあげてよ。」
ベテラン看護師さんが僕の横からそう言い放った。
「はっ。。はい。」
どうしていいかわからない僕の姿が完全に伝わっていたようだ。
「○○さんなになに用意して」
あわただしくなった部屋に助産師さんの声が響く。
「ふっふっはーっ」
目の前では妻の痛々しい息遣いが耳に入ってくる。
「○○さん先生呼んできて!」
期待と不安の入り混じった中
ついに出産の立ち合いが始まった。
「ふっふっは~は~。うぐ痛い痛いぃ~」
苦しい妻の声
「来たねぇ~。そうそうそれでいいのよ~」
嬉しそうな若い助産師さん。
「はい旦那さん、ちゃんと肩おさえててあげてねぇ」
余裕なベテラン看護師さん
「。。。。。。。。。。。。。。」

今まで生きて来てこんなに人が苦しんで声を出している姿を見たことがない。
僕の頭のなかでは不思議と今までの
妻との思いでが浮かんできた。
彼女と知り合り時を重ね結婚した。
苦労も掛けてきた。
喜ぶ顔が愛おしくて。
二人でいろいろ出かけてまだまだ
いろいろしてあげたいしさせてあげたい。
目の前で苦しんでいるのは紛れもない僕の妻だ。
そしてこれから新しい命を産もうとしている。
胸が熱くなった。
「今までありがとう。そしてこれからもよろしく。」
これから産まれてくる命になんて声を掛けよう。
妻になんて声を掛けよう。。
「ありがとう。」
「ありがとう。。」
それしか浮かばなかった。。
「はい旦那さん。そこにある飲み物たまに奥さんにあげてね。」
僕はふと我に返った。。
「はい。」
なんだろう不思議とこの場にいることの
喜びが大きくなってきた。
不安や恐怖という気持ちが
すーーーっと薄く消え初めている。。
初めて時計をみた。
ここに入ってどのくらいがたつのだろう?
おそらく15分もたってはいないのだろうけど。。。
時間を計算する余裕も出てきた。
ん?すでに30分ここにいた。。
「お水ちょうだい。」
妻がカラカラの声でそう言ってきた。
「ん?あっ。はい。」
妻のその一言で離れていた僕の意識が呼び戻された。
「うー。。痛い痛いよぉ~」
また痛みが襲ってきているようだ。
僕はただ見守ることしかできない。
「がんばれ!」
先生が慌てて部屋に入ってきた。
「そう!そうだよ!う~って叫んで。叫んで。」
ずいぶんと元気な体操のお兄さんのような話し方に
なんだか安堵感がわいた。

つづく



芸能人がおすすめするサラツヤ髪で女子力UP
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児
前の10件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。